2025年12月17日
竹中大工道具館へ見学に行ってきました!
日本で唯一の大工道具館で大工道具の歴史や種類、仕組みなどを学んでまいりました。
木の性質をどのように活かすのか、日本建築の神髄とその匠の技を紹介した、
すばらしい展示内容にもかかわらず、何処にも竹中工務店という社名が表示されていない!?
徹底した謙虚な姿勢と挑戦する姿が見えてくる。
匠の技という点では、ガラス製造にも通じるものを多々感じ取れました。
特に印象深かったのは『ガラスびんに刺さる矢』どうやってこのようなことが可能なのでしょうか!?
まず、ガラスびんに穴を開け、矢に使う木はいったん圧縮し細くしてガラスびんの穴に通します。
酒を充填することで圧縮されていた矢のガラスびんから出ている部分をお湯に浸して膨張させて
穴に密着させることでお酒が漏れ出ない、木の性質を知り尽くしているからこそ可能な技なのです。
他にも見どころが沢山あり、建築とガラスびん、分野は違いますが物作りの大切さ、その裏にある
技術と職人の心意気を深く知ることのできた1日でした。


