日本ガラスびん協会主催
「ガラスびんアワード」受賞商品
ガラスびんは、どのような「いろ」「かたち」にもできる数少ない容器素材です。そのフォルムは、シンプルなものから人を魅了する「理想形」までさまざま。そして、容器として中身を守るだけでなく、皆様の食卓や生活を豊かにします。さらに、一度仕事を終えたガラスびんもインテリアとして、あなたのそばで、いつまでもお部屋を彩ります。山村製壜所のガラスびんは、その美しさと機能性から、さまざまな賞を受賞しています。
2024年度 最優秀賞
TSUCHI-YA純米大吟醸 「美硝」
(株式会社 一創様)
緑色から青色に色替えする途中で生まれた、深海のように深みのある青緑色のびんを使用した商品は、息をのむほど美しい。六角形のサンドブラストを施した無名ラベルは、びんの美しさへの絶対的な自信があるからこそ。元は規格外品であった青緑色のびんを、クラシカルかつモダンな洗練された商品に磨き上げているという点が評価されました。
2023年度 最優秀賞
GOTOGIN
(株式会社五島つばき蒸留所様)
ガラスびん本来の美しさで、椿のモチーフを見事に表現。椿の花でアロマを包むことをイメージしたボトルは、見て美しく、手に持って気持ちいい。原点に立ち返ってガラスびんの可能性を突き詰め、質実なデザインにまとめあげました。
2022年度 最優秀賞
創家 大坂屋 純米大吟醸720瓶詰
(大関株式会社様)
気品漂う墨色の、透明感ある色調が非常に美しい。ラベル、刻印、キャップが統一感のあるデザインでまとめられており、群を抜いたハイセンスな商品という点が評価されました。
2021年度 優秀賞
京都宇治玉露 玉兎
(京都府茶協同組合様)
玉露がガラスびんに入ることにより贅沢感を演出し、心豊かな気分にしてくれます。漆器に塗りを重ねたような立体感のある印刷がとても綺麗で、手にした時の高級感もガラスびんならではの商品です。
2020年度 優秀賞
京屋 雫ル
(京屋酒造有限会社様)
雫をイメージした、流動出来でみずみずしさを思わせる製品。デザイナー手掛ける形状を忠実に表現するためテスト生産を繰り返し、納得のいく形状が完成しました。
2017年度 優秀賞
NEXT5 THE HARVEST 2017
(福禄寿酒造株式会社様)
造り手の酒造りに対する想いをガラスびんの中で表現。精米歩合を模した米のひと粒ひと粒がガラスびんを通して光り輝き、酒として生まれ変わり注がれるまでのプロセスを1本のガラスびんで描いています。
2015年度 機能優秀賞
きくちピクルス
(有限会社七城町特産品センター様)
ガラスびんの両端についている突起は手になじみ開けやすく、色鮮やかな野菜が映えるデザインも印象的。背面に計量目盛りの彫刻が施されたことにより、ガラスびんのリユースを意識した機能性と実用性を実現しました。
2015年度 富永美樹賞
さしみ醤油
(大月醤油醸造場様)
丸みを帯びたかわいらしいデザインが手になじみ、醤油差しとして使いやすく、重心が低く安定していることからテーブルユースにぴったり。ガラスびんの形状が中身の色をより際立たせ、いっそうおいしそうに見え、食卓をスタイリッシュに彩ります。
2014年度 最優秀賞
ヌーベル月桂冠 純米吟醸
(月桂冠株式会社様)
磁器の徳利のように柔らかな細身の形状の美しさ、さらに江戸時代の流行色である“璃寛茶”を使用し、日本酒をより一層、おいしそうに見せる演出が施されています。
2013年度 リリー・フランキー賞
萌え焼酎 りりぃ
(株式会社飛夢様)
日本が世界に誇るキャラクター文化をイメージでき、細身で美しいシルエットが、加飾の鮮やかさと三位一体となり、独特の世界観を醸し出しています。
「ガラスびんアワード」とは
生活のさまざまなシーンで使用されるガラスびんについて、ガラスならではの独特のデザイン性に加え、優れた機能性や環境性を備えた商品を評価するとともに、各審査委員の個人賞などを設け多角的、総合的に優れたガラスびんを表彰するもの。2009年より審査委員長をリリー・フランキー氏が務め、テレビやラジオのレギュラー番組を持つなど幅広く活躍するフリーアナウンサーの富永美樹氏が審査委員を務めている。